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2011年06月05日

浜岡原子力館へ行ってみました

浜岡原子力館へ行きました。
実を言うと、5年に一回くらいのペースで見物しています。
御前崎周辺には よく行くし、入場無料だからです。
(無料って言っても中電の電気代で払ってる訳ですが)

今回は、まぁ、福島第一原発での事故報道でのおさらいって意味も有りますが
そんな事ならネットで調べれば良い訳で、
一番の理由は ここに有る実物大原子炉模型を見て実感したかったのですね。

ちゅう訳で、原子炉実物大模型です。モデルは浜岡3号機。

浜岡原子力館へ行ってみました

浜岡3号機の簡単な資料(ウィキペディアより)

原子炉形式:沸騰水型軽水炉(BWR-5改良標準型)
格納容器形式:Mark I 改良型
電気出力 :110万kW
運転開始 :1987年8月28日

福島第一原発は1~6号機が沸騰水型軽水炉、
1号機 BWR-3、2~5号機が BWR-4 、6号機がBWR-5型、
と、いう事で、浜岡3号機は少し新しいものの、よく似た形状と思われます。

中央の鋼鉄製のが圧力容器、アーチ状の部分がコンクリートの格納容器です。

浜岡原子力館へ行ってみました

実物大模型の格納容器部分。コンクリートは厚さ2メートルです。
大きさが分かるように当方の影が写ってるカットを使用。
『絶対安全』の象徴とも言える格納容器ですが、
福島第一原発では完全な封じ込めが出来なくなってる訳ですね。

浜岡原子力館へ行ってみました

制御盤模型。今やクラシックな感じがします。
すごいリアルなマネキンだと思ったら本物のおっさんでした。


実は、ずっと前から浜岡原発反対派のサイト(ストップ!浜岡原発)を
見ていて、大事故の可能性と発生時の危険性を感じていたのですが、
福島第一原発では悪い予想が多数当たる結果になってしまいました。
浜岡で起きたかも知れない事が福島で起きてしまったのですね。
しかも、再発防止策が全く無いに等しい状況が続いています。

コストカットは経営者の利益、大事故の損害は国民負担。
このルールを変えられない限り 大事故は何度でも起きると思われます。

数年前やってたブログで原発ネタを扱った時の最後の締めの文句、
『 現代のダモクレスの剣は平民の頭上にだけ有る 』、今日現在も継続中です。


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