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2010年09月23日

OMの悲劇ふたたび

画像ばかりで文字の無いブログですが、
たまには・・・。

今週、オリンパスのフラグシップを自称するE-5が発表され、
続いてズイコーデジタルの開発が止まっているとの話が海外から届き
(ほぼ公式の形で)将来はデジタル一眼レフから撤退とのコメントが届きました。

そんな訳で、当方を含めた多数のフォーサーズ機のユーザーが
お通夜気分に浸っております。

オリンパスは過去にOMシステムを廃止した前科が有るので
フォーサーズマウントに関しても、『どうせまた撤退だよ』と、
揶揄する声が最初から有ったのも事実です。

メーカーは商売でやってる以上、フォーサーズ機が
売れなくなった時には仕方ないとも思います。
ところが今回は、『マイクロ機の方が儲かるから』と、いう事で、
まさに、『歴史は繰り返す』ただし、『一度目は悲劇、二度目は喜劇』
という有様です。

マイクロフォーサーズ規格に集約される予定とは言うものの
あんまり売れなかったら あっさり撤退しそうな疑惑も捨て切れません。
現に、現在のオリンパス製のマイクロフォーサーズ機は
他社ミラーレス機に比べて優れているとは言い難い状況です。
(ボデーだけでなく、肝心のレンズも・・・)

OM撤退は悲劇などでなく、最初から そういう会社だったという訳で
ユーザーも割り切って付き合わないと ・・・。



6年前に半値で投げ売りされていたE-1を購入に至った時、
将来のカメラ業界の展望を どう考えていたかと言いますと、
『本命はフルサイズ、フォーサーズ規格はマイナーで終わるだろう』
という、身も蓋もないものでした。

では、どうしてフォーサーズ機を買ったかというと、
あんまり安いレンズは使いたくないけど、フルサイズ用の良いレンズは
高価で手が出ないという諦めからなんですねぇ。

フォーサーズ規格なら小型撮像素子に合わせたレンズなので
中級以上のレンズが安く揃えられ、将来は撮像素子の進化で
レンズの良さが生きるだろうと思っていました。
しかし、現実のフォーサーズは撮像素子に恵まれず、
レンズの良さを活かす事が出来ずに終わってしまった感じです。

今後どうするかと言いますと、フルサイズ機に手が出ない状況に変わり有りませんし、
結局、様子見でしょうか。(心中とも言う)
動画と両用と考えるとパナソニック機も将来の候補では有りますが
静止画の画質はソコソコで終わりそうな予感も強いです。

予想外の事は多々有りましたが、一番の予想外は
最初に買ったE-1を超えるカメラが今だに無い事でしょうか・・・。


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